青森アート

先月末、東北で開かれた印刷技術協会の大会に呼んでいただき仙台を訪れました。翌日が休日だったので足をのばして青森県の美術館巡りへ。青森県には著名人の記念館も多く、最近では現代美術館もオープンしているので、ちょっとしたアートのメッカになりつつあります。
特に印象的だったのは十和田市現代美術館。20ほどの現代アート一つずつのスペースが分離され、その空間自体を楽しめるようになっています。それぞれに驚きや感動があり、あたかもテーマパークのアトラクションを回るようでした。

十和田市現代美術館

青森国際芸術センター
青森県に限らず地方の美術館はとてもリラックスできますね。周りに高いビルもなく雄大な自然に囲まれ、都会の喧噪からは考えられないほどゆっくりとした時間が流れます。展示作品の良さだけでなくそのゆっくりとしたリズムが訪れる人にとっての魅力なのだと改めて感じます。慌ただしく日々を過ごしている私にとってもまさに命の洗濯になりました。

印刷技術協会の大会では「地域を活性化するための印刷メディアの力」という講演を聴きました。大都市への一極集中ではなく、いかに地方の観光資源や名産品をプロデュースして活性化させるか。それをサポートするのも地方の印刷会社の役割という内容です。これら青森県のアートも地域を活性化させ、都会から人を呼び寄せる大きなコンテンツになっているのだと思います。



封筒会社と手紙のスタイル
杉浦正樹
P.S. write soon!