Letterhead II

レターヘッドの種類と使い方。
なかなかアポイントがとれなかった大手企業の社長に、友人が正式な便箋レターヘッドを使って思いを伝えたところ、先方から会いましょうと連絡がはいり商談が始まったということがありました。
レターヘッドには、新規のお客様に対して、襟を正してこちらのメッセージを届けるという役割があります。メールや秘書を介してのアポイントよりもこちらの真剣度合いが伝わります。たとえ面談が断られたとしてもそこに書かれている内容は読んでもらえるはずです。私信で送られたレターヘッドは確実に相手の手元に届くのです。

このような場面には会社のロゴマークが入った基本のA4サイズのレターヘッドを使います。封筒はDLサイズ。DLサイズは幅が220mm高さが110mmの洋形封筒です。幅210mmのA4レターヘッドを三つ折りにして入れるので封筒の中でがさがさ動く事もなくきれいに収まります。手書きのメッセージが理想ですが内容が多くなるようならタイプしたものをプリントアウトするほうがスマートです。封筒と便箋は同じ紙質で風合いの良いものを。風合いのある紙は個人から個人へのメッセージに適します。



封筒会社と手紙のスタイル
杉浦正樹