自分だけの封緘シール

表参道と心斎橋のお店で手紙用の封緘(ふうかん)シールのオーダーを始めました。
自分の好きな図柄やイニシャルなどオリジナルのシールが作れます。

早速、サンプルを作りました。
右上から「三つ割り菊」の家紋シール、ありがとうメッセージ入り、そしてシンプルなイニシャルです。

日本ではのり付けされた部分に封じ目として「緘」「〆」などと書く習慣があり、欧米では封蝋に印を押すシーリングワックスが使われてきました。シールはそういった流れからできた簡易的なものです。封をする・未開封の証、というよりは封筒への装飾のひとつとして楽しまれています。封緘用のシールはたくさん市販されていますが、私たちが目指したのは大人が使える上質な素材、そしてその人だけのオリジナリティです。



アップで撮った一枚のシールはイニシャルをゴールド色で印刷しています。なんとなく圧がかかった文字部分の凹凸感がわかりますでしょうか?紙には風合いのあるコットンペーパーを使い印圧を強めに昔ながらの活版印刷で仕上げています。指で触ると凹んだ文字部分からアナログの雰囲気が伝わり、何とも言えず良い感じなのです。

実はこのシール、1シート9丁付けで作っています。すべての柄を変えれば下写真のような9種の動物シールをオーダーすることができます。

柄違いのデザインを作成する際はお客様からデータを支給していただくことになりますが、その分使い道は広がります。半分は自分のイニシャルを、残りは携帯の番号やアドレスで名刺代わりに、複数名分を一緒に並べることも可能です。


シールという小さい世界もコミュニケーションのひとつです。
手紙の最後の味付けにも自分らしさを!



封筒会社と手紙のスタイル
杉浦正樹
P.S. Write Soon!