カリグラン -paris

先日、初めてフランスへ封筒を出荷しました。
行き先はカリグランという紙のセレクトショップです。とてもセンスが良いお店で、今日23日にちょうどリニューアルオープンするということで、そこに新しく私たちの商品も並べてくれることになったのです。
カリグランとの出会いは見本市ではありません。ある人が偶然使った当社の封筒に先方オーナーが興味を持ってくれたことが始まりです。そしてその10日後、私たちのフランクフルト出展に合わせてパリから会場まで来ていただき、そこでご挨拶をして簡単な商品の紹介、今度は私たちが帰りにパリに寄って更に細かく打ち合せをしてトントン拍子で取引成立まで辿り着きました。現地でフランス語の通訳をご好意でしていただいた方、その橋渡しと当社PRをしていただいた方、いろいろな方の助けによって奇跡的につながったのだと思います。

実は以前フランスを訪れたときから私はカリグランには興味を持っていました。パリの高感度地区マレにはステーショナリーストアが点在しています。その中でもカリグランは群を抜いており、そのとき忘れないでおこうと写真に収めたストアでした。それだけに今回のつながりはとても嬉しいですし、偶然の重なりではありますが、何か強く引き寄せるものもあったのだろうと思います。


カリグランはオープンして30年の老舗です。大きい店ではありませんがオーナーのアナさんのセンスで世界中から紙製品をセレクトして並べています。万人が好む売れ筋ではなく、アナさんの一貫した紙の美センスとこだわりが、和でもなく洋でもない、シンプルだけど使う人がワクワクする商品ラインを生み出しています。パリの和紙事情に詳しい方からも、カリグランは間違いなくNo.1ペーパーショップと認識されているとメールを頂きました。
自分が好きなお店に商品が並ぶことに興奮しますし、お客様からどのような反応が返ってくるのかドキドキしています。
商品としては封筒とカード20種類ほどですが、今日2月23日が本当の意味でスタートとなりました。
ヨーロッパの人々に愛される第一歩に必ずしたいと思います。


封筒会社と手紙のスタイル
杉浦正樹
P.S. write soon!