大阪 印刷業界見本市

昨日、大阪で開催された印刷業界の見本市「JP2009 情報印刷産業展」に行ってきました。
インフルエンザの影響で開催が危ぶまれていたのですが無事開催されてよかったです。

会場となったインテックス大阪は大きく立派な見本市会場です。写真下の半円形ドーム(西口エントランス)などは素晴らしいと思いませんか?しかし残念なことに見本市JP2009の規模は年々小さくなり今年はなんと昨年の4割減。これも東京一極集中の影響なのでしょうか…
見本市全体を見て回った感想は「環境経営」と「コスト削減」です。やはりこの時代ですから環境に優しい会社でなくてはいけません。特に印刷会社はあらゆる業種とつながっているのでその役目は大きいのです。そしてもうひとつのコストの削減。不況はこれからも続きます。印刷物をいかに安く抑えるかはどこの会社にとっても共通テーマ。そこで「IT」を使って無駄のない印刷物を作りましょうという提案が多くなっているのです。
この「環境」と「コスト削減」というテーマはこれからも続くどころか年々厳しくなっていきます。3年後5年後は一体どこまで進むのでしょうか…頭を悩める問題でもあります。
「これからの経営で一番大切な取り組みは?」というアンケートがありました。
環境対応・デジタル化・原価低減…どれもが大切なのですが、私が丸をした項目は「マーケティング」。いくら環境に優しい会社になっても、どこにもない商品を開発しても、お客様から支持されなければ意味がありません。マーケティングとは自社の良いところを販売まで結びつける知恵と汗、だと思います。価値をしっかりと磨き、それをお客様に受け入れてもらう取り組みが求められているのです。私たちも肝に銘じたいと思います。


封筒会社と手紙のスタイル
杉浦正樹
P.S.write soon!