龍馬の手紙

大河ドラマ龍馬伝」で盛り上がる高知へ行ってきました。
お客様の創業100周年記念式典への出席です。数百名が招かれたとても盛大な会でした。元気な老舗企業は刺激になります。

さて、せっかくの高知なので史料館にある坂本龍馬の手紙を見に行きました。
龍馬が家族や知人に送った自筆の手紙が大切に残されているのです。
私たちは小説やテレビドラマから坂本龍馬の人となりをイメージしますが、実は本人が書いた手紙を見るともっとリアルにその人を感じることができます。巻き紙に墨で書かれた力強い文字、少し自慢げな文章と署名、古典から歌を引用したり手書きイラストを挿入したり、教養と遊び心を併せ持つ人懐っこい性格なのでしょうか。特に家族に宛てた手紙には優しさとユーモアがあふれていました。本物の手紙に触れたことで私も坂本龍馬がより身近な存在になったような気がします。

歴史的にみても手紙の果たす役割は大きいと思います。日本には昔の手紙ばかりを研究している専門家もいらっしゃいます。語り継がれたものより、その人・その時代を知る手がかりが手紙にはいっぱい詰まっているからです。後世に残す価値があるのはやはり手紙ですね。


龍馬像 桂浜


封筒会社と手紙のスタイル
杉浦正樹
P.S. write soon!