リサイクルプロジェクト

工場では封筒を生産する際に残った原紙が大量に発生します。これらは小さい端紙なので古紙としてリサイクル業者に引き取られていきます。そしてまたどこかで紙の原料として再生されるのですが、今回新たに、それらの紙をお客様に使ってもらおうという試みを始めました。そして出来上がった商品がこれです。

ハガキ大サイズの段ボールボックスを開けると中に300枚ほどのメモ紙が入っています。コンセプトは「気軽に使えるリサイクルメモ紙」。オフィスや工場現場、もちろん家庭でも、ちょっとした紙が必要な時に気軽に使ってほしいと思います。
封筒を作る過程で余った紙は色も様々で数十種類にものぼります。カラフルな紙もありますがどの色が入っているのかわかりません。枚数もまちまちです。きっちりとした仕様を決めずにお客様には無料でお渡しています。在庫が切れたら終わり。また次に出来上がったらお届けという商品です。

無理なく余り紙をリサイクル。
これは紙製品に携わっている私たちの永遠の課題ですね。



封筒会社と手紙のスタイル
杉浦正樹