機械の展示会

先日ドイツ製の機械お披露目会に参加しました。
最新の機械のデモを見学しそれについての質疑に答えてくれる催しです。私たちの工場にはドイツ製と日本製の両方の封筒製袋機があります。なんとなく大型でしっかりしているドイツ製と小回りが利く日本製といった感じでしょうか。ひと昔前のドイツ車と日本車のイメージの違いに近いかもしれません。

新しい機械は、予想に反して、大型ではなく小回りが利く柔軟な対応が可能なものでした。イメージで大量生産型かなと思っていただけに少し驚きです。機械を扱っている商社の方に話しを訊くと、ヨーロッパでも日本と同じように、大量生産から多品種少量へ市場のニーズが移り、大手メーカーでさえ小回りの利く機械を積極的に導入しているとのこと。やはり多品種少量生産の流れは世界共通ですね。汎用的なものから少量カスタマイズへと移っているのです。

会場には多くの関係者が集まり新しい機能をじっくり観察されていました。さっそく導入を検討している会社もあるようです。私も更に新しい価値を機械に付与していこうと良い刺激になりました。



封筒会社と手紙のスタイル
杉浦正樹