女性スタッフとミーティング

今年入社した女性スタッフとのフリーディスカッションを行いました。少し慣れてきた時期に改めて会社の考えていることを伝え、逆に彼女たちのフレッシュな意見を聞くのが目的です。

話題のひとつ「環境に優しい商品は購買決定に強く影響するか」への回答が予想外でした。まずほとんどのスタッフは「環境に優しい」から買うということはなく、自分にとって良いかどうかが一番の判断基準。結果的に買ったものが「環境に優しい」であれば良かったという気持ちはあるものの、それが購買動機や判断材料にはならないとのこと。「再生紙・非木材を使っています」といったコピーさえ、巷に氾濫し過ぎているためか、疑問視しているスタッフもいます。「環境に優しい消費は女性が牽引する」という私の認識は、少なくとも社内においては間違っていたようです。「環境商品だから…」というのは極めて男性的なマーケットかもしれませんね。

その他の話題では、震災に対する支援とボランティアへの強い参加意識を感じました。また社員食堂のメニューの改善は健康と日々のモチベーションにつながるという話しも出ました。社会問題から日常のことまで幅広い意見を聞けたのではと思います。


ハグルマ封筒は、大阪府「男女いきいき・元気宣言事業者制度」に登録し、女性の能力活用や仕事と家庭の両立支援に取り組んでいます。現在社員の比率は男55対女45。ですが、幹部社員になるとほぼ男性になります。役員の半分を女性が占める企業は業績が良いという海外の事例がありました。そう考えると遅れているのかもしれません。より実社会を反映した考え方を経営に取り入れていくためにも理想のかたちを目指したいと思います。



封筒会社と手紙のスタイル
杉浦正樹