紙カフェ

地元の堺市でまたひとつ新しい取り組みが生まれました。
地域で印刷業を営んでいるホウユウ株式会社さんがオープンした「紙カフェ」です。

コンセプトは「紙でつなぐコミュニティ」。みんなが集まる「場」の提供。紙カフェという名前が示す通り、店内にはセレクトされた紙雑貨がたくさんならび、紙に関するワークショップも開催されます。人と情報が集まりまた発信するスペースでもあります。
もともとホウユウさんは関連会社として地域情報メディア「つーる・ど・堺」を運営されています。街の魅力を発信するこのサイトはとても情報感度が高く、そのスタッフが立ち上げた「紙カフェ」ですからとてもセンスが良くそれでいてリラックスできる空間なのです。

紙はもともと人と人をつなぐために存在していました。情報を伝達する手段として使われてきた訳ですが、この紙カフェで提供する紙は、雑貨的な魅力やアート性を堪能し、ワークショップでものづくりの楽しさを知り有意義な時間を消費してもらう。人と人のコミュニケーションを深めるような役割になっているのです。
紙の使われ方はその地域の文化に根ざすと言われています。紙カフェがひとつの文化として、街の活性化の一助になることを私も期待しています。

もし堺に来られる機会がございましたら今までにないコンセプトのカフェに是非お立ち寄りください。
町家造りのゆったりとした空間で手紙を書くのもおすすめです。



http://kami-cafe.jp/index.html




封筒会社と手紙のスタイル
杉浦正樹