電子書籍キンドル

アマゾンの電子書籍kindle paper white(キンドルペーパーホワイト)で本を読むようになり3ヶ月。やっと慣れてきました。

本当の本ではないから馴染めないだろうと思っていましたが、いざ使ってみると意外と軽くて操作も簡単。気になるところには線が引けて難解な単語は辞書がていねいに解説してくれます。読みたい本があればすぐダウンロードして読み始められるなんて便利な世の中になりましたね。はやくメジャーな書籍も電子化されないかなと思うほど便利に使っています。

便利には使っているのですが、それでも紙の本も買ってしまうだろうなと思います。
気に入った本は本棚に並べておいて思い出したときに手に取って読み返したいですし、背表紙を眺めているだけでも良い影響を与えてくれるものです。それが製本されたリアルな本の威力なのでしょう。実は新聞もここ2年デジタル画面で読んでいますがこちらはまったく馴染めません。紙の新聞を広げて読む方が全体的に掴みやすいというか、安心感があります。広い誌面を見渡すように読んできた習慣からなのでしょうか。新聞特有のデザインもあると思います。
電子書籍の便利さと紙媒体の良さを同時に体感している気がします。

情報を得る手段が今後デジタルに代わっていくことは間違いありませんし、これは紙製品を生業とする私たちにとっては大問題です。しかし逆に考えると、今後どのような「紙」が人や社会に価値をもたらすのかを知る良い機会でもあると思います。




封筒会社と手紙のスタイル
杉浦正樹