京都唐長さん

京都の唐長さんのギャラリーに招かれお邪魔しました。
邸宅を改装して作られた空間は芸術作品のようで、アンティークな家具が並び、部屋の隅々にまで唐紙の装飾が施されています。

唐紙は、もともと中国から渡来した模様のある厚手の紙です。文様と和紙の風合いが特徴で襖や屏風、壁紙とあらゆるところで使われています。桂離宮にも使われていると聞きましたが、今ではインテリアとして一般の家庭もで楽しまれているのです。

今回は「ワインを楽しむ会」ということでお伺いしました。ヨーロッパのアンティークな家具とワインは良く似合います。絵になるというか独特の空気を醸し出します。唐紙もワインと同じように、緩やかで味わい深い雰囲気を空間に与えてくれます。明かりに照らされた唐紙も美しかったです。本当によい経験をさせていただきました。


封筒会社と手紙のスタイル
杉浦正樹