ミラノの工房

せっかくのヨーロッパ出張なので足を伸ばしイタリアミラノへ。
活字印刷や製本の工房イルボンテンポを訪れました。
主催しているルーチョ氏とは6年ほどのお付き合いです。100年以上前の印刷機や木活字など貴重なものを拝見させていただきました。昔の技法を使いながら印刷と製本がされ、現代風のデザインも考慮して作られます。その完成度からお客様の満足度の高さを伺い知ることが出来ます。

成熟したヨーロッパのマーケット。そこで愛される仕事から学ぶことは多くありました。
無駄のない消費とは何か。
それに対する幸せな仕事とは何か。
生活を豊かにする日々のスローな暮らしこそ日本が取り入れることではないかと思いました。そういった商品を作りたいと痛切に感じています。




封筒会社と手紙のスタイル
杉浦正樹