木簡発掘される

Goodニュースを発見しました!


滋賀県の遺跡から万葉仮名で和歌が書かれた木簡が発掘という記事です。なんと奈良時代の生活を知ることのできる貴重な史料です。万葉集の成立についての分析が始まるようですが、1300年前に書かれた文字がどんなカタチをして何で書かれていたのか、7世紀に伝わったとされる紙と木簡は併用されていたのか、もしくは紙のほうが貴重なのでまだまだ木簡が主流だったのか…。万葉集のことだけでなく、私にとっても興味のある新事実が発見されるかもしれません。本当に凄いことだと思います。

そして考えたのですが、果たして1300年後の未来にも私たちの文字や紙は史料として残っているのでしょうか…。もし、ほとんどの情報がデジタルデータとして保存され、史料として伝わるならば困ったことになります。デジタルだけではこの時代の生活感とか空気とか微妙なニュアンスを未来へ届けることができないからです。
年々膨大なデジタルデータに囲まれていくような気がして少し不安になりました。

後世に伝えるメッセージにもアナログコミュニケーション。
今回のニュースを見ながらそう思いました。


封筒会社と手紙のスタイル
杉浦正樹
P.S. Write Soon!