ケースのデザイン

仕事で紙や印刷を扱っていることもありますが、私はもともと街の小売店で使われている紙袋や箱(ケース)にどんなものが使われているかが気になるタイプです。商品を入れるための袋や箱は、その中身と調和するものであり時には中身を予感させるもの。そう考えながらお店やブランドのパッケージデザインを見るのが楽しいのです。最近ではエコなものが多いですがパッケージはその会社の商品の一部と考えている人も多いのではないでしょうか。

ハグルマ封筒でも商品を入れる箱(ケース)にはこだわっています。
そして今回そのデザインを一新しましたのでご紹介させていただきます。


封筒会社なので封筒イラストを全面にデザインしました。
当社で扱う代表的な商品たち(封筒やカード)を手書きしてバランス良く全体に配置。紙素材には茶系のクラフトを使い印刷色は落ち着いたゴールド色。キラキラはしていませんが光のあたる角度によって微妙にイラストが浮き上がります。
積み上げて倉庫に保管されたりデスクに置いてオフィスで使われたり、様々な場面に対応できるように厚手のしっかりとした紙を使い、デザインは派手すぎずシンプルに、そして「封筒が入ってます」と少し主張もさせました。なによりも手書きされた封筒のイラストは、どこかアナログな雰囲気を伝えてくれるのではと期待しています。

お客様の使いやすい箱とは?という調査から始まった箱デザインのリニューアル。時間はかかりましたが担当チームは上手く仕上げてくれたと思います。

実際に手にした感想などがありましたらよろしくお願いします!


封筒会社と手紙のスタイル
杉浦正樹
P.S. コメントありがとうございました!