monogram

モノグラムとはイニシャルを2つまたは3つ並べてデザインしたものです。私だと Sugiura Masaki なので、イニシャルレターは「S」と「M」となります。この二つを見栄え良くデザインして並べたものがモノグラムとなります。
有名なところでは、ルイ・ヴィトンのLとV、ニューヨークヤンキースのNとYなどがすぐ思い浮かびます。これらのモノグラムは2つのアルファベットを重ねて作られていますが特にそのような決まりはなく、下図のように、斜めに並んでいたり大小サイズでデザインというのもあります。

もともとの発祥は、諸説ありますが、ハンカチーフの角に自分のものとわかるようにイニシャルを刺繍したことからといわれています。西欧には紋章、日本には家紋があり、それらは血統や家柄を識別するためのファミリーマークとして使われてきました。モノグラムも同じように個人のマークとして愛用されています。最近では新しく家庭を持つふたりのマークとして作成する方もいらっしゃいます。

写真はモノグラムが印刷されたコレスポンデンスカードと封筒です。
モノグラムが印刷されたカードはとても使いやすく、特にビジネスではお薦めです。まずフォーマルであります。ビジネス礼状を考えたとき、自分の好きなレターセット(例えばキャラクターが入っているようなもの)では誰にでも使えるというわけにはいきません。シンプルなモノグラムデザインであれば相手を選ばすに使えます。
そしてもう一つの良い点はパーソナライズされているということです。やはり送り手オリジナルの手紙には特別感があります。メッセージもより丁寧に届くのではないでしょうか。仕事上のお礼であっても、自分の言葉=自分の手紙(会社の社用箋や社用封筒を使うのではなく)が本来の姿なのです。
ビジネスに限らずあらゆるシーンで活躍するマイカード。
私も気分は新学期なのでひとつ新しく作成しようと思います。皆さんもこの機会にいかがでしょうか。


封筒会社と手紙のスタイル
杉浦正樹
P.S. write soon!