ネオテニー

ネオテニー・ジャパン ー高橋コレクション」(上野の森美術館〜7/15)
世界が注目するニッポンの現代アートを見たいという一心で行ってきました。

この「ネオテニー」というのは、幼形成熟という意味で、本来は生物学的に体のどこかが未成熟のまま大人になった現象、両生類ウーパールーパーアホロートルというようです)などを指します。初めて知りました。
今回の「ネオテニー・ジャパン」では90年代以降の現代アートが持つ特性、幼さ・アニメ・サブカルチャー・物語性などをネオテニーとして括り、そこにスポットを当てて作品を紹介しています。巨大なフィギュアや少女をモチーフにしたファンタジーな世界… 私には、戸惑い・圧倒される、の連続です。
人は誰もが何らかの「幼」を持ったまま大人になっているのでしょうか。考えてみれば、周りの人から偉大なアーティストまでそういった側面がありますし。そしてそれが広がり、社会全体が「ネオテニー幼形成熟)」的なモノやコトを受け入れる準備が出来てきた…いずれにせよ今後いろいろなものに(もちろん私たちの商品にも)影響を与える気がします。
世界で評価されているネオテニー的な日本の現代アート。「私もネオテニー」と思う方にはおすすめしたい展示会でした。


余談ですが、上野の隣の浅草で、200年続いている「駒形どぜう」でドジョウを食べてきました。「二百年どじょう一筋」というのは凄いと思いませんか!?こちらのほうが私にはストライクゾーンだったようです。


ネオテニー・ジャパン

駒形どぜう


封筒会社と手紙のスタイル
杉浦正樹
P.S. write soon!