大正ロマン絵封筒

大正から昭和初期、京都で活躍した絵葉書・絵封筒専門の図案家「小林かいち」の展覧会にやっと行ってきました。
会期(〜8/23)ギリギリの滑り込みです。

展示されていた300点の作品ほぼすべてが絵はがきと絵封筒。その小さなスペースに小林かいち独特の世界観が表現されています。アールデコを日本風にした大胆なデザイン。甘美でロマンティックなモチーフ。当時の女学生から人気が高く世界中にコレクターがいることも頷けます。アールデコ好きな私にもたまりません。
展示されていた中で「京都ご祝儀袋」という作品を見つけました。絵柄が違うポチ袋5枚ほどがセットになり箱に入っているのですが、これには現代アートを超越している!と感動したほどです。

しかしこのような絵封筒で手紙を送るなんて大正時代は豊かだったのですね。
大正ロマンの「粋」を垣間見れました。

謎のデザイナー「小林かいちの世界」展


封筒会社と手紙のスタイル
杉浦正樹
P.S. write soon!