PAM

特種製紙さんのPAM(静岡県三島市)にお邪魔しました。
PAMとはPaper and Material、紙の研究開発・歴史・これからの可能性までを総合展示した特種製紙さんの販促拠点です。

以前から気になっていた場所で、近くの製紙工場に行くタイミングに合わせてやっと訪れることができました。
各フロアごとにテーマが設けられ映像や実験など楽しみながら観覧できるようになっています。タント、レザックといった紙のロングセラーはもちろん有名ですが、特定用途に使われる機能紙をこれだけ開発してきたのかと驚かされます。下の写真のように花札専用の紙も展示されていました。

PAMはその建物も特徴的で、壁面を覆うグラスファイバーが外からの自然光を取り入れ館内は優しい明るさを保っています。ドラマやCMの撮影にも良く使われると聞きました。
実際のところ、これだけの拠点を維持するのは運営コストを考えても大変なことだと思います。それでも紙の持つ価値をここまで演出しているところには頭が下がります。紙は人によってはただの紙キレでしかありませんが社会の発展や文化振興においては欠かせない存在なのです。興味のある方は是非。一般の方ももちろんOKです。近くには4つの美術館を持つクレマチスの丘もありますので、そちらと合わせてのコースもおすすめです。


特種製紙Webサイト



封筒会社と手紙のスタイル
杉浦正樹
P.S. write soon!