インドネシア視察

ASEANマーケットの視察でインドネシアの首都ジャカルタを訪れました。6%を超える経済成長率と2億4千万人の人口。平均年齢も30歳を大きく下回るそのパワーを肌で感じ、今後のマーケットとしての可能性を見て参りました。

東南アジアといえば、ひと昔前はコストの安い生産地域でしたが、最近ではマーケットとして考える企業がほとんどです。最低賃金が一年で30%上昇したと聞きましたので、このまま所得の増加が続くとまさにASEAN最大の巨大消費者市場が出現することになります。

またイスラム社会の基本的な知識も学び、とても興味深かったです。日本では少数派のイスラム教ですが、世界人口の実に1/4はイスラム教徒。その中でも東南アジアはイスラム教徒が一番多い地域なのです。原義や礼拝、断食ラマダンにおけるマーケティング、価値観の違いなどとても奥が深く、日本の常識で進めると全く間違ってしまいますね。

モスク

世界標準の考え方プラスその地域に応じて仕事のやり方をアレンジすることが大切なのだと痛感です。それにしてもスケールが大きいASEAN市場。近い将来、私たちもこの市場で商品を販売してみたいと想像していました。



封筒会社と手紙のスタイル
杉浦正樹