堂島リバービエンナーレ

堂島リバービエンナーレ2013「Little Water」を訪れました。
アーティスティック・ディレクターは台湾出身のRudy Tseng(ルディ・ツェン)氏。「水」をテーマに国内外の現代アート約40点ほどの展示会です。会場となった堂島リバーフォーラムは大阪文化発祥の地「中之島」の対岸に位置し、近隣には美術館も多くこのあたりは芸術発信拠点でもあります。




Wolfgang Laib(ヴォルフガング・ライブ)作

水は自然界にある天然資源。生命には欠かせません。世の文明も河川から発達してきました。固体、液体、気体と変容し、注がれる容器に従って形を変える特徴性も持っています。また雨や霧・川や海と美しい情景も水によって構成されます。もちろん災害シーンにおいてもです。
そんな多様性を持つ「水」を様々な角度から見つめ直すことができる展示会でした。

今の業界に入って間もない頃、あるデザイナーから「良いデザインは水のようでなくてはならない」と教わったことがあります。注がれる容器によって形を変えるように商品に自然と調和することが大切。デザインひとつで美しくもなるしその逆にもなる。私にとっても「水」は良いテーマでした。




封筒会社と手紙のスタイル
杉浦正樹