フランス見本市より帰国

フランスの見本市より帰国しました。
大変有意義で学ぶことが多かったです。


アメリカのギフトショーに比べて来場者には目の肥えた方が多いというのが私の感想です。デザインがよいのは当たり前。環境に優しいか?人に優しいか?そして生活を楽しく豊かにする商品なのか?ということを大切にしているのが伝わってきました。ヨーロッパマーケットの特徴でしょうか。売れそうだからと大量に注文をくれるバイヤーさんは稀です。

印象的だったのは、商品のデザイン、例えば動物のモチーフ、が持つ意味を考え慎重に商品を吟味して選ぶバイヤーさんの姿です。私たちとしても、これら動物のデザインは何度も繰り返しイラストを起こしているので、その細かい表情に良さを見いだしてくれたことは素直に嬉しかったです。日本の商品は品質が良いと言われます。小さなイラストであっても一つひとつを手を抜かず丁寧に仕上げる姿勢も品質なのかもしれません。

今回は全く新しい商品も出品しました。手紙用品というよりギフト雑貨の要素が強いものです。しかし残念ながらこちらはツメもあまく結果は惨敗といったところです。世の中は魅力的な商品で溢れています。その最前線で際立つことはできていません。再度練り直し挑戦したいという思いです。

すでに取引が始まったお客さまへの商品出荷も始まっています。
研修として同行させた社員もそれぞれ得ることが多かったようです。
今後に繋げたいと思います。




封筒会社と手紙のスタイル
杉浦正樹