2009-01-01から1年間の記事一覧

ビジネス向けセミナー

先日、表参道にて「ビジネスレターの書き方」というセミナーを行いました。 セミナーで伝えたかったことはビジネスレターでもプライベートな手紙でも基本は同じ、相手に対する思いやりと自分らしさ、この二つがあれば良い。また書き方の形式にとらわれすぎて…

封筒から手作り

以前ここで紹介させていただきました本がついに発売されました!『封筒でつくる手作り文房具』宇田川一美(著) 世の中にある様々な封筒を使い、カードやタグ・ミニバッグやファイルを作りましょうという、正に封筒ファンのために書かれた本だと思います。こ…

No.610

ウイングド・ウィールでも新商品を発売しますのでご紹介します。No.610 8/1よりお店にて販売開始です。 写真は夏のグリーティングカードですが新商品No.610は名刺サイズがメインです。 素材には越前の手漉き和紙、モチーフは明治時代の木版画のイメージ、純…

ロウ引き(蝋引き)加工

先週大阪、今週東京と社内では新商品発表会がありました。いくつかの新商品の発表後、加工サービスの目玉として前回ここで紹介させてもらったワックス加工が発表され正式にスタートとなりました。ワックス加工改め、新サービスは「ロウ引き加工」といいます…

ネオテニー

「ネオテニー・ジャパン ー高橋コレクション」(上野の森美術館〜7/15)世界が注目するニッポンの現代アートを見たいという一心で行ってきました。 この「ネオテニー」というのは、幼形成熟という意味で、本来は生物学的に体のどこかが未成熟のまま大人にな…

薬袋プロジェクト

薬袋の新しい使い方を考えサンプルを作りました。というのも、私たちが長年販売してきた昔ながらの薬袋は出荷量が減り、それに変わって病院ではパソコン専用印字袋やビニール袋が薬袋の主流になりました。そこでもう一度、昔の薬袋の良さを見直そうと思った…

コレスポンデンスカード完成

モノグラム入りコレスポンデンスカードが完成しました。 モノグラムのイニシャルは名前の「M」と苗字の「S」。選んだ書体は流れるような曲線美が特徴のスクリプト体。そして一番の悩みだった活版印刷の刷り色はグレイッシュグリーンにしました。鮮やなカナリ…

サーバーの入れ替え

会社にとって大きなプロジェクトが完了したので報告させていただきます。インターネット・グループウエアサーバー等のリプレースです。 より安定と安全を目指し、コンピュータールームにあるサーバーを最新の機種にほぼ入れ替えました。何台ものサーバーや機…

二つの全国大会

先週末の金曜日と土曜日、二日連続して業界の全国大会に出席してきました。ひとつは封筒業界の封筒年次大会(東京開催)、もうひとつは印刷業界のSpace21全国協議会(大阪開催)です。 どちらの大会も講演〜懇親会というシンプルな構成です。「郵便事業会社…

ワックス加工機

今週、本社工場にて、新しい機械がお披露目となりました。 昨年より試行錯誤を繰り返しようやく完成。これも開発Labo(新商品と新技術の社内研究チーム)から生まれたプロジェクトです。お客さまへのサービスはまだ始まっていませんが機械が完成したことでか…

封緘シール

封筒フタに貼るシールを私用にデザインしてもらいました。 私の干支は「卯」なので、うさぎモチーフ。デザインは明治時代に描かれた絵がベース。 この古くて愛嬌のあるタッチがたまらなく良い感じだと思いませんか。右手には封筒も持っていますし、かなり気…

PAPER SAMPLE

ペーパーサンプル帳が完成しました。 このサンプル帳は封筒の見本ではなく、私たちが封筒に使っている紙を集めたミニサンプル帳です。封筒の善し悪しは紙素材で決まるというのが私の持論です。デザインやカタチも重要ですが、それを生かすも殺すもは、やはり…

ワークショップ

心斎橋で開催しているワークショップも6回目になりました。 もともとは、手紙の楽しさと自分専用を持つ喜びを提案したいと考えたのが始まりです。価格も低く設定しているので本格的なカードや封筒のオーダーが身近に感じてもらえるのではと思っています。参…

横浜とドイツ商社

先週水曜日、横浜美術館で開かれたイリス商会150周年パーティに招かれ行ってきました。 イリス商会とは、横浜開港と同時に設立されたドイツの商社です。今年から取扱品目の中にドイツ製封筒生産機も加わったので封筒メーカーである当社も招かれました。 横浜…

新聞掲載

6月2日付けのフジサンケイビジネスアイにて、ハグルマ封筒の新商品No.50シリーズを紹介していただきました。 本来、封筒の役割は送り手のメッセージを乗せる「器(うつわ)」なのでシンプルな色系が使いやすいのですが、このシリーズは写真のようにその逆で…

漫画切手

「週刊少年漫画50周年」という特殊切手が郵便局にて販売されているのを発見し、懐かしい!と思わず買ってしまいました。 しかし考えてみると、日本の切手にはこれ以外にもたくさんの漫画キャラクターが登場しています。これは世界の切手事情からすると珍しい…

大阪 印刷業界見本市

昨日、大阪で開催された印刷業界の見本市「JP2009 情報印刷産業展」に行ってきました。インフルエンザの影響で開催が危ぶまれていたのですが無事開催されてよかったです。 会場となったインテックス大阪は大きく立派な見本市会場です。写真下の半円形ドーム…

手書きのチカラ

これは楽しみのひとつですが、何か仕事のことを考えているとき、私は頭に浮かんだことを片っ端から紙に書くようにしています。 文章やコピーであったりイラストのような絵であったり。落書きに近いものがあります。「楽しみ」と言ったのは、その行為がとても…

開発Labo

会社にとってとても大切な活動のひとつに「開発Labo(ラボ)」というものがあります。 今までにない商品や技術を研究開発するのが目的で、商品デザインであったり加工技術であったり、現在もいくつかのプロジェクトが進んでいます。ありがたいことに当社のス…

ボッティチェリ

イタリアルネサンスの画家ボッティチェリは「プリマベーラ」や「ヴィーナス誕生」などを描いたことで有名です。鮮やかな色使い・神秘的なタッチ。私もファンの一人です。そのボッティチェリの20代の頃の作品が一点だけ来日していると聞き、早速京都文化博物…

Tokyo Metropolis

東京在住の外国人向けフリーペーパー『メトロポリス』にてウイングド・ウィールの商品を紹介してもらいました。 その効果は大きく、雑誌片手に表参道のお店にいらっしゃる海外のお客様は意外と多いです。やはり英語で書かれた旬の東京情報は海外の方にとって…

定額給付金封筒

ハグルマ封筒はカレンダー通りのゴールデンウィーク休日。ウイングド・ウィールは表参道・心斎橋とも休まずに営業しておりました。休み中たくさんの方にご来店いただきありがとうございました! さて、ついに私のところにも定額給付金封筒が届きました。 施…

monogram -3/3

最後はモノグラムの色を決めます。 色を決めるというよりは加工を決めるといったほうが適切です。候補は次の三つ。華やかな箔押し加工・高級感のあるブラインドエンボス・そして凹凸感の活版印刷です。 「箔がつく」の言葉のとおりモノグラムに箔押しをする…

monogram -2/3

モノグラムのデザインを考えます。デザインひとつで与える印象は全く違うのでここは重要です。 デザインを考える上で大切なことは「仕事に使う」と「自分らしさ」。遊びすぎてはいけませんが普通すぎても自分らしさが生まれません。そこで少し個性的なものを…

monogram -1/3

早速モノグラム入りコレスポンデンスカード(主にお礼状用途)を作成することにしました。 まずサイズから。コレスポンデンスカードの基本サイズはハガキ大です。ただ私の場合、お礼状を書くにはハガキサイズは少しスペースが小さいので(文字が大きいからで…

monogram

モノグラムとはイニシャルを2つまたは3つ並べてデザインしたものです。私だと Sugiura Masaki なので、イニシャルレターは「S」と「M」となります。この二つを見栄え良くデザインして並べたものがモノグラムとなります。 有名なところでは、ルイ・ヴィトン…

文具小売店

月刊誌『文具と事務機』のHuman(人間)というコーナーで紹介していただけるということで久しぶりに株式会社ニチマの福地社長を訪ねました。福地社長は業界事情に精通しているのはもちろんその独自の視点と考え方にはいつも感心させられます。これからの業界…

京都

京都河原町から烏丸にかけては紙製品のお店が多いエリアです。 京都のお客様を訪れた際は時間ある限り何か新しい発見はないかといろいろなお店を覗きます。紙製品だけでなくアパレル・アクセサリー・革小物のお店も京都らしく伝統的な着物柄を上手く取り入れ…

手書きDM

「ダイレクトメールには手書きを」というのが私の持論です。少量のものからから大口までダイレクトメールといえども種類はたくさんあります。その中でも顧客との関係を強くしたいDMにはやはり手書きが一番です。 それを実証する記事を見つけました。先週の日…

イベント

スタッフに薦められて音と映像だけの一風変わったイベントに行ってきました。メゾンエルメスで開催されているジャネット・カーディフ&ジョージ・ビュレス・ミラー展です。 会場には40個のスピーカーがぐるりと円形に並べられ、来場者はその輪の中で音楽を聞…